ダイニングチェアの選び方は、同じものを4脚、6脚とそろえるのが一般的。ですが、これから紹介するのはすべての椅子がバラバラな「不揃いコーディネート」です。揃えられなかったのではなく、あえて一つ一つ違うものを選んでいるのです。良さや選びかたのルールなどを紹介したいと思います。
敢えての不揃い
統一感のあるインテリアの中にも、不揃いのものがあることで印象はデコボコとしたものになります。言い換えれば、複雑で味わい深いともいえるかもしれません。夕食のときやパーティのときなど、好きな椅子を選べると楽しい!そんなシーンも浮かんできそうですよね。インテリアとしても、使い方としても、幅を広げる効果がありそうです。
不揃いコーデは、「揃える」ポイントが重要
ご覧の通り、デザインも椅子の高さもばらばらなコーディネート。でも、どことなく質感が似通っているのが分かります。不揃いコーディネートのときは、カタチやデザインがバラバラなら、色や質感を統一しておくとバランスがよくなるんです。
テーブルを含めてコーディネート
いろいろな場所から理由なく寄せ集めたかのようなダイニングチェアですが、良く見ると白とブルー、ウッドの3種類に絞られています。ドアをリメイクしたダイニングテーブルも同色に。爽やかなマリンスタイルのダイニングスペースになっています。
「不揃い」で統一
さまざまな年代の、自分の好みの椅子をひとつずつチョイスして。気分やシーンに合わせて座る椅子を変えられるのが不揃いコーディネートの良いところです。一見何のルールもなさそうですが、白、白木、黒の範囲内に上手にカラーが納まっています。
不揃いを楽しむ
椅子のコレクションを披露するギャラリーのような空間に仕立てられるのもこのコーディネートの楽しみ方のひとつです。統一するポイントは、例えば「木の椅子」であること。そのポイントだけは外さなければ、後はある程度好きに選べるというかなり自由度の高いコーディネートでもあります。
テーブルの存在感も重要です
椅子がばらばらでも、テーブルがどっしりと構えていれば、インテリアのビジュアルが安定することもあります。ウィンザーチェアやイームズチェアなど、不揃いの椅子は軽めに、そしてダイニングテーブルを厚く、重めに。
カーペットを上手く使う
椅子を不揃いにするときは、カーペットで安定したベースを作ってみてもよいかもしれません。赤のインパクトのあるベースに、色とりどりの花が咲いているような、にぎやかなインテリアができあがります。椅子の位置を変えるだけでも、感じ方が変わりそうです。
ハイスツールなども合わせやすく
子供用の椅子など、どうしても統一できない条件ならば、最初から全部違う種類にしてしまっても良いのかも!家族がそれぞれお気に入りを持ち込んで、それがインテリアとしても素敵になるなら言うことなしです~。
おわりに
椅子を不ぞろいにしつつ、どこを統一するのか、または床やテーブルなどの別な要素でインテリアの軸をしっかり作るのか…。要素が複雑な分、テクニックが必要かもしれませんが、楽しみも喜びもその分大きいですよ!
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